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益田 倫夫 院長

TOMOO MASUDA

診察や治療だけでなく、お子さんのご両親の
相談窓口になることが地域病院の大事な役目

防衛医大卒後、研修医時代に難病を患う少年との出会いで、小児科医の道へ。『おはようこどもクリニック』を開院し、院長に。現在に至る。

益田 倫夫 院長

益田 倫夫 院長

おはようこどもクリニック

葛飾区/奥戸/京成高砂駅

  • ●小児科
  • ●内科

難病を患う少年との出会いが小児科医としての道を

益田 倫夫 院長

私は防衛医大の出身なのですが、元々は工学部志望で、種子島でロケットを打ち上げたいと思っていました。それがなぜ防衛医大に進学することになったかと言いますと、当時通っていた予備校のすぐ裏が自衛隊の駐屯地で、受験の勧誘を受けたというのもあるのですが、一番の理由は、うちの主治医をしてくださっていた先生に医師の道へ進むよう説得されたことですね。ただし、これには裏話があって、私への説得は先生本人の意向というよりも、どうやら父の差し金だったみたいです(笑)。
そんなこんなで防衛医大に入りまして、研修医時代には、すべての診療科を一通り経験しました。そして、内科に籍を置いていたときに担当した一人の少年との出会いが、その後の私の人生においてとても大きな意味を持つことになりました。
その少年は血液の難病を患っていたのですが、治療が思うように進まない中にあっても、泣き言ひとつ言わずに頑張って病気と闘っていました。私が別の診療科に移ってしばらくして、その子は残念ながら亡くなってしまったのですが、「彼にしてあげられなかったことを、そのぶん、多くの子どもたちのためにしてあげたい」という気持ちが、私の中では強くなりました。小児科医としての私の原点は、そこにあると思っています。

院内のキッズスペースにもこだわりを

益田 倫夫 院長

レントゲン室を始めとした医療設備や器具はもちろんですが、うちは「こどもクリニック」ですので、院内のキッズスペースにも同じくらいこだわっています。おもちゃやぬいぐるみだけでなく、ガチャガチャまである病院はちょっと珍しいのではないでしょうか?本当は、子どもたちのためのゲームセンターにしたいくらいなんですよ(笑)。
ここまでキッズスペースにこだわるのには理由があって、小さなお子さまにとって病院は、長時間じっとしていなければならなかったり、痛い注射を受けなくてはならなかったり、本当に嫌なことばかり。そうした退屈や苦痛を、キッズスペースを充実させることで少しでも和らげてあげたいと思っています。
院内感染の原因になるという理由から、おもちゃやぬいぐるみを撤去する病院も多いと聞きますが、当院では、消毒を徹底することで院内感染防止に努めています。危険性があるからといって撤去してしまうのは簡単ですが、そうではなく、さまざまな努力をすることで、お子さまたちに楽しく快適な環境を提供したいというのが当院の方針です。

専門家の立場から、情報の交通整理をしてキーポイントを伝える

益田 倫夫 院長

核家族化の影響で、いわゆる「おばあちゃんの知恵袋」的な経験や知識にふれることなく育ったお父さま・お母さま、場合によっては若いおじいさま・おばあさま世代も増えています。そのため、いざお子さまが具合を悪くしたときに、どのように対処すれば良いのかわからずに困ってしまうという方も少なくありません。診察や治療だけでなく、そうしたお父さま・お母さまたちの相談窓口になってあげることも、地域の病院の大事な役目だと、私は考えています。
そして、今の話と矛盾するように聞こえるかもしれませんが、現在は、インターネットや育児書を通じて、お父さま・お母さまたちはさまざまな知識を得ることができます。それは一見便利なことのように思えますが、情報量が膨大すぎるゆえに、何を信じれば良いのかと、かえって悩んでしまわれることも多いようです。そこで、専門家の立場から、情報の交通整理をしてキーポイントのみをお伝えすることで、悩みや疑問の解消のお手伝いをさせていただいています。

先入観にとらわれない診療を

特に診察をする際には、先入観にとらわれないよう心がけています。たとえば流行の感染症などの場合、一日に何人も同じような症状のお子さまたちを診ることがあります。そのときに、見た目の症状が似ているというだけで同じ病気だと決めつけてしまうのではなく、ご両親のお話などもしっかりと伺いながら、おひとりおひとりに合った治療をすべく努めています。
また、ご両親に対しては、お話をしっかりと伺うことももちろんですが、それと同じくらい、こちらからの説明をきちんと理解していただくことも大事だと思っています。一度ご説明して、それでもピンとこない表情をされていたら、ご理解・ご納得いただけるまで何度でもお話させていただいています。「何度も同じ説明をさせて申し訳ない」という気兼ねはまったく不要です。疑問点などがあれば、遠慮なく申していただければと思っています。

これから受診される患者様へ

小さなお子さまが成長していく過程においては、さまざまな時期があります。一年間通じて健康な年もあれば、病気がちな年もあるかもしれません。そうした変化を極度に不安がることなく、むしろどっしりと構えて、自信を持って子育てをしていただければと思います。その上で、何か気がかりなことや心配なことがあれば、お気軽に当院までご相談ください。さきほども申しましたが、インターネットや育児書を通じてさまざまな知識を得ることができ、それが「答え」になることもありますが、逆に混乱や誤解の原因になってしまうこともあります。ご家庭内だけで悩むのではなく、ご相談の上、一緒に解決していきましょう。

※上記記事は2013.3に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

益田 倫夫 院長 MEMO

大腸肛門病専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:野球観戦
  • 好きな本・愛読書:ワンピース、バカボンド
  • 好きな映画:異人たちとの夏
  • 好きな言葉・座右の銘:一期一会
  • 好きな音楽・アーティスト:中島みゆき
  • 好きな場所・観光地:滋賀県湖東地方

グラフで見る『益田 倫夫 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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