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子ども

ひきつけ・けいれん[12]

けいれん(痙攣)とは、自分の意志とは関係なく、全身もしくは一部の筋肉が急激に収縮する発作のこと。子どものけいれん(ひきつけ)は5分以内に治るものがほとんどだが、繰り返しておこる場合には医療機関への相談が必要。

熱性けいれん

ネツセイケイレン

発熱をしている時におこるひきつけ。生後6カ月~5歳くらいまでに発症することが多く、それ以降はほとんどみられない。
  • 小児科

憤怒けいれん

フンドケイレン

乳幼児が泣いている時にひきつけをおこし、呼吸が止まって顔や唇が紫色となり体が突っ張る。短い時間で回復する。
  • 小児科

てんかん

テンカン

突発性の発作で意識を失う。手足のけいれん、ひきつけの症状をともなう。
  • 脳神経外科
  • 脳神経内科
  • 小児科

この病気について1人の医師の見解があります。

チック[チック症]

チック

顔や手足の筋肉がピクピク動く、体をよじるなど、自分の意志に関係なく体の一部が動いたり声が出たりする状態。睡眠中はおこらない。
  • 精神科
  • 小児科

ウイルス性脳炎・髄膜炎

ウイルスセイノウエン・ズイマクエン

高熱と激しい頭痛のほか、嘔吐やけいれん、意識障害、呼吸困難などが生じることもある。症状は急速に現われる。併発することの多いウイルス性髄膜炎では、首のうしろが硬くなり、前に曲げると痛む項部硬直がみられる。
  • 脳神経内科
  • 内科

急性脳症

キュウセイノウショウ

突然高熱が発症して意識を失い、ひきつけがおこる。乳幼児に多くみられる。
  • 脳神経外科

破傷風

ハショウフウ

外傷後8週間以内に首や肩の張りが生じ、嚥下障害、発語障害、手足の筋肉硬直などが急速におこり、不安感、不眠、微熱などが生じて全身にけいれんがおこる。
  • 内科
  • 外科
  • 小児科
  • 感染症内科

もやもや病

モヤモヤビョウ

けいれん、意識障害、言語障害などが発作的に発症する。5~10歳と30歳代に多くみられる。
  • 脳神経外科
  • 脳神経内科

テタニー

テタニー

手足がしびれ、筋肉のけいれんをおこす。けいれんは全身におよぶこともある。
  • 小児科

低血糖症

テイケットウショウ

フラフラするような脱力感を感じるめまいがおこり、手足のふるえや動悸・息切れをともなう。
  • 内分泌内科
  • 代謝内科
  • 内科

一酸化炭素中毒

イッサンカタンソチュウドク

石油ストーブや火災の不完全燃焼により発生する一酸化炭素で中毒状態におちいるもの。発熱をともなわないひきつけをおこす。
  • 呼吸器内科

亜急性硬化性全脳炎

アキュウセイコウカセイゼンノウエン

はしか[麻疹]に感染してから数年後に発症する。発熱をともなわないひきつけ、性格変化、行動異常、運動能力の低下などがみられる。
  • 脳神経外科
  • 脳神経内科